意外と解ってなかったアピアランス。

職場などでもillustrator9だとか10が
つい最近まで現役な事もあり、
「CSとかwま、新機能だけ覚えとけば良いでしょ」
などと居た訳です。(化石のようですね!)

そんな昨今、職場でもCS5などへの導入が検討され
いい加減まじめに考えなければならなくなってしまった。

そんな今日この頃。

先日の記事でkaoruに質問を受けたので回答していくぉ!!

 

Q:角を丸くするで角丸にした後、
白矢印でアンカーポイントを掴もうにも、
バウンディングボックス状態でパスが掴めないわけ。
なにこれ、分割・拡張いちいちしないといけないわけ?

 

はい、そうですね。

まじめ回答としては、
「CS3 以前には効果とフィルターが含まれていましたが、現在の Illustrator に含まれているのは効果のみです」
と、Adobe様が言っていまする。

わかりましたか?

ちなみに、私は「??」ってなりました。馬鹿ですなwww

ってなわけで、
こっから私の砕き回答いきまーす。

 

A:要は、白矢印でアンカーポイントを掴みたいなら
kaoruの言う通り、分割いちいちしないといけない。

 

びこーず、なぜなら!!

 

古いイラレ(CS3以前)のは、
「フィルタ」→「スタライズ」→「角を丸くする」で
パスを角丸にしていた。

 

新しいイラレについては、
「効果」→「スタライズ」→「角を丸くする」で
パスは保持したまま、アピアランスを角丸にしていた。

 

ここで引っかかるのがアピアランスとは何だ!?
って事なんですよ。

アピアランス=外観

つまりは、
見た目だけ「角丸」の効果を付与してやんよ!
ってことらしいです。

これの利点は、いくらでも効果を追加・編集できて
いつでも元のパスに戻せるんだぜ!
という事だろうか。

イメージ的にはフォトショのレイヤースタイルみたいな。
あれの統合前って感じかなー?(←アバウト)

そんなこんなで、アピアランスを角丸にしてたんだから
そりゃ白矢印使っても掴めやしないって事っす。

 

ちなみに効果からアピアランスで作った角丸は、
「オブジェクト」→「アピアランスの分割」で
ただの角丸のパスに出来ます。

 

パスで何でもかんでも書けちゃったりする人には
何というか、逆に面倒な事になっちゃってますが。

 

大丈夫、バカとハサミは使い用っていうじゃない。
勝手良く使えば、便利な物です。

3 thoughts on “意外と解ってなかったアピアランス。

  1. はあ〜ん。
    そういうこと。便利になったんだか、めんどうになったんだか。
    でも前の状態で不便に感じてなかったから、逆に1工程増えて面倒になったなって印象。。。
    新しい機能についていけないよ!ヘルプ!!!!

  2. >kaoru
    ええ、そう言う事らしいっす。
    いろいろ進んで行くにつれ、簡単になって行くのは良いけども
    それが一口に「便利」とは言いがたいバージョンアップ。

    先人達の苦労が、今自分たちに降り掛かる!!
    って感じ。
    世知辛いのう。

  3. 今から勉強する人たちはこれがデフォだもんねー。
    敷居が低くなりすぎるのもどうなんだろね。
    自称デザイナーが多いのもそうだし。
    (わたしはデザイナーではない。とても言えん)

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